MOVIE

ストーリー

舞台は1960年代の有福温泉。
旅館や飲食店が軒を連ね、
年間30万人が訪れる
人気温泉地として名を馳せていた。
宴会場を飛び出した
芸妓が落としたのは
当時、存在するはずのない
1台のスマートフォン。
スマートフォンをかざすと、
画面の中に広がる新たな世界。
全ての世代に愛される地へ
時を越えて、今、生まれ変わる。

福よ有れ

作詞 九十九
作曲 ゆよゆっぺ
編曲 ゆよゆっぺ
歌唱 サキノソト
時を越えて福よ有れと
撫でた背中茜が咲く

はらりひらり
千鶴、千鶴、舞う隙間
こゝろが見えた

街角煙に燻る
面影を追い掛けてく
下駄の音カラコロ
鳴らして走ってく

頬紅、君じゃなしと
足を止め振り返れば
懐かしき「誰か」と同じ
香りだった

髪を梳かした櫛が煌めく
駆けだした刹那消えた
時を越えて福よ有れと
撫でた背中茜が咲く

その運命は巡る
巡る言葉さえ交わせなくとも

時を越えて福よ有れと
君は笑い自遊に咲く

いま自然に遊び踊り楽しめば
こゝろははずみ歌うよ

時を越えて福よ有れと
その背中は暖かかった

暮れる街に明かり灯り
こゝろから幸せ願う

時を越えて福よ有れと
振り向きざま君は笑った

いま自然に遊び踊り楽しめば
二人は時を越えてく